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2006年02月22日

神か魔物か

  [Sports]

カーリング女子「チーム青森」残念でした。
競技場の魔物に翻弄された立ち上がりが明暗を分けましたか、、、
女神の寵愛の手はやや遅く伸びてきたのかも知れません。

序盤の出遅れが響いて、、、あの追い上げが驚異なのではなく後半戦が実力だと思えば、彼女たちの評価はどうでしょうか?
勿論それは本人達こそが理解していて、それこそがあの涙の理由なのではないかと。

日本ではまだ20年程、競技人口も少なく協会も小さい。
今回の遠征費を捻出するのに寄付を募るなど資金的にも不安定な状態で、ここまで熱狂させてくれたことは素晴らしいことですよ。

(高田は)完成した映画を見て、カーリングを通じて描かれる友情ときずなに感激した。そこで、製作サイドに次世代チーム育成のため、同映画のグッズ売り上げの一部を日本カーリング協会に寄付することを提案し、検討されることになった。
(偽善とか宣伝とか言う人もいるようですが) こういうのも悪い話ではないですよね。
日の丸付けた代表でさえ、遠征費用もままならぬ状態のようですから、、、「カーリング娘(仮)」などという映画の企画も出てきているようですので、この3人に続く活躍が見たいです・・・「娘」に限らず「おばちゃん」も「オヤジ」達も。
この競技なら40代でも十分行けますよね。あとは環境整備。。。

同じ氷上でも、別の「3人娘」
フィギュアスケート女子シングル

始まりましたね。
丁度宿直でしたので5時前から見ていましたが、荒川を含め上位4人のパフォーマンスは別格でした。

女子SP
 1.サーシャ・コーエン(USA) 66.73
 2.スルツカヤ   (Russia) 66.70
 3.荒川静香           66.02
 4.村主章枝           61.75
  ・・・・
 8.安藤美姫           56.00

開始前、日本のマスコミでは安藤ばかりが注目されていて、今日職場で話した人達も「安藤はジャンプのミスがなければ」などと言っていましたが、彼女は(このまま行けば)次の大会の主役クラスで、今回はまだ経験の場だと私は思っていました。
世界のトップと比較すれば表現力も劣るし、技術的にもまだまだでしょう。
具体的には、「スパイラルでブレる」、「ステップが粗い」。
この2つのポイントは、今のフィギュアでは点が伸びないと思います。身体が固そうなところも気になりますし。
実力的にはミス無しでもメダルの下、勿論入賞可能な実力はありますから、フリーでは若さが爆発するような攻めの演技に期待しています。

日本人2番手で登場した荒川選手は文句なしの演技。
素晴らしかったです。
最初のトリプル(3)が上手く行かず、予定の3+3が3+2となってしまったようですが、その後はラインを外さず、スピードに乗った流れの中で3や溜め息の出るようなステップを刻みました。
この完成度をフリーでも出せるのなら、一番高い表彰台も夢ではないでしょうね。

そして私の大好きな村主選手ですが、上位3人が66点台に並ぶ中で、61点台の4位とやや出遅れてしまいました。
スパイラルも綺麗でしたしステップでのエッヂワークも素晴らしかった。
ただ、、、それぞれが気持ち短くて次のパートとの受け渡しがスムーズに流れなかったように見えましたが、、、みんなの期待していた高速ターンもキレが無く、フィニッシュの消化不良の印象が、演技全体のスピード感をスポイルしたのかも知れません。
でも素人目、しかも好きの欲目ですが、4ポイントも離れるほどの違いがあったのか?と疑問も残ります。

残るフリーでミスさえなければ、コーエン、スルツカヤ、荒川の3人で表彰台の場所取りをすることになるでしょうが、大舞台、土壇場に強い(本人も言っていますしね)村主さんの底力に期待したいです。
「メダルよりマスターピースを」とご本人も言っていますが、それでも、表彰台に上がる彼女の姿を見たい。

 曲はラフマニノフの「ピアノ協奏曲2番」
  彼女の示す『希望の道』、「光と影」をくぐり抜けたその先で
   女神は、全ての人達に微笑むはず。

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2006年02月22日 20:24に投稿されたエントリーのページです。

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